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会報誌(DDKだより)

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2000年12月発行 第79号 DDKだより


金融相談:国民公庫の上手な活用を

Q.  国民公庫から数年前に2,000万円借入れし、現在1,200万円残っていますが、借換えで2,000万円もう一度申し込みができますか。
 実は、東京のT銀行で、当座貸越し枠1,000万円で長いこと利用してきました。うかつにも金利5%ということに気がつかなかったのです。これを肩代わりしたいのです。
  




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今月の相談員 
 参与 田口 良一  
     国民金融公庫出身 
     祝経営研究所次長 


A.  問題は2つです。
 第1の問題について、公庫の窓口では、既往貸付分の残高が半分以下に減少しないと再申込(現貸決済)を認めない、と説明します。このようなことをいい出した背景は、公庫の収支が大幅な赤字を続けているため、せっかく高い金利で貸したものを安い金利で肩代わりされては、もうけ損なうという事情があるからです。
 しかし、これは気乗りしない顧客に、融資を断るときの口実でしかありません。大切なお客のためなら、この制限はさまざまな理由と方法でとび越しています。
 従って、気乗りしない顧客-売上げ減少、経常赤字、繰越し欠損、債務超過、担保割れ、など-とみられても、ひるんではダメです。積極的な経営改善策をたてて申し込むことです。そうすれば公庫は断ることはできません。なぜなら、残高半分以下という規則も法律もないからです。
 第2の問題については、当座貸越しを整理することだけを使途にすると、窓口ではダメだといわれてしまいます(気乗りしない顧客の場合)。その理由は、民間金融機関の機能不足を補完する目的で設立された公庫は、民間を押しのけるような貸し方をしてはならない、とされているからです。
 ですから、申し込みにあたっては、使途を工夫してください。例えば、季節仕入れ資金、買掛決済資金などとすればよいわけです。
 すべての金融機関は気乗りしない顧客には本当の理由を説明しません。気概と事業の見通しを示して面談することが肝要です。

 


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