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会報誌(DDKだより)

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2000年11月発行 第78号 DDKだより


経営相談:文具店の今後は

Q.  商店街で文具店を営業して30年になります。職住混在地域でもあり、また中学校、高校も近隣にあり、業績はそれなりに推移してきました。しかし、最近は100円ショップの出現などもあり、競争はこれまでになく激化しています。街の文具店は今後どのように対処していったらよいかご教示下さい。 
 




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今月の相談員 
      渡辺 正幸  
    (株)第一経理コンサルタンツグループ 
    経営コンサルタント 
    中小企業診断士 


A.  ご存じの通り、文具小売業界は「アスクル」に代表される通信販売業態が大きな影響を持ち始めています。また、スーパー、コンビニ、書店、ファンシーショップ、100円ショップ等の文具売上は着実に伸長してきています。小学生を対象としたある調査で、文具専門店は文具購入先としては選択肢の一つとの回答が殆どだった、という結果を発表しています。このような業界再編成の動きは、現在はどこの業界でも見られることですが、文具小売業界はとりわけ顕著だといえます。
 さて、それではこうした激しい小売業界の動きの中で街の文具店はどのような点をポイントに店づくりを行っていけばいいのでしょうか。それは言葉の真の意味で「専門店」へ脱皮することといえます。そこで今回は、私が街の小売店の中でも名実ともに専門店に脱皮して消費者に支持されているお店を見たり聞いたりした中で共通事項を紹介してみたいと思います。
 1つ目は、一つの事に打ち込み続けることによって得られる、他店では真似のできない質を持った小売店であるということです。たとえば、社会人を対象に、スーパーにはないデザインも機能もすぐれた本物の文具を揃えるなど。
 2つ目は、オリジナル商品を持っていること。例えば、便せんやクリップの1個売り。さらにOA機器消耗品の品切れに宅配で対応するなど、「お客の側に立った相談やアフターサービス」があれば商品そのものをさらに引き立てます。
 3つ目は、商品に鮮度、お店に活気が満ち溢れていることです。「父の日、母の日……」カレンダーは毎週何かのイベントが企画されています。ギフト文具のラッピングにも工夫してみてはいかがでしょう。
 4つ目は、小売業にとっては当然のことですが、接客について店主がことのほか力を入れることでしょう。
 



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