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会報誌(DDKだより)

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2016年10月発行 第269号 DDKだより


巻頭:築地とオリンピック


石田 仁

小池都知事が築地移転に立ち止まり、大変喜ばしい。未だ、豊洲市場の安全性や使い勝手、不透明な建築費高騰の問題が残っているからです。このまま、移転を強行し、オリンピックに必要な環状2号道路が間に合わないと声高に叫ぶのは何となく胡散臭い。築地は今なら何とかできるはずです。
 国立競技場を、さっさと壊し、聖火台のない国立競技場の設計や類似だらけのエンブレムに見るドタバタ劇と同じにさせてはならないと思います。オリンピックの開催は、築地問題等を他山の石として、既存施設を使うコンパクトな運営を期待しています。
 52年前の10月10日、開会式。田舎の中学の体育館にカラーテレビが一台。皆でテレビを見て応援しました。真っ青に晴れわたった国立競技場の上空。ブルーインパルスがジェット噴射で五輪マークを彩った。聖火台への点火、高らかなファンファーレ。日本選手団の赤白のブレザー姿。今でも、鮮やかに甦ります。鬼の大松監督による女子バレーの金メダル。必殺回転レシーブ。見事な体操男子金メダル。無差別級では、へーシングに負けましたが、柔道や、重量挙げ、レスリングと素晴らしい活躍でした。マラソン円谷選手、トラックで抜き去られるも感動の銅メダル。その後の彼の苦悶と死。ずっと心に残っています。
 リオ・オリンピック、日本人選手の活躍も見事でした。テレビがベスト10を放送したので、1位は圧巻の男子400mリレーを予想したら卓球の「愛ちゃん」でした。確かに、若い伊藤選手を励ます仕草は見ている者の心を打つ。私はレスリングの吉田選手を案じていましたが、閉会後、新聞紙上(8/23日経)に広告写真が掲載されました。金メダリストの中にただひとりの銀メダリスト。とても、いい顔の写真です。ぜひ、探してご覧下さい。
 1964年東京オリンピックは国家的行事として、戦後の復興を象徴するかの如く、新幹線、高速道路を生み出し、更なる高度経済成長をもたらしました。既に、当時の記念写真集は散逸して、もう手元にはありません。今や、記憶のみ。
 順調に行けば、再び2020年東京オリンピックに出会うことができます。ひょっとしたら今度は観客になることも。オリンピックはいつでも、国境を超え、感動をもたらし、同時に日本人の絆を意識させてくれます。
 2020年、2回目のオリンピックの成功を期待しています。
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