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会報誌(DDKだより)

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2015年10月発行 第257号 DDKだより


巻頭:マナーは何処へ


五島 潔

公共交通機関や歩行中のマナーがここ数年、著しく低下しているように思い、年寄りの戯言を一言。       
 満員電車でも携帯端末を片手に、のけ反り、端末操作をするスペースを確保。彼らにとってドアの入口付近は特等席らしく停車する度に下車して最後に乗り込む人を見かけます。迷惑この上ないのですが、入口がまるで定位置のようだ。                  
 優先席では老いも若きも端末操作、「優先席・オレンジ色のつり革の場所では携帯電話の電源をお切りください、・・・・」とアナウンスされてもどこ吹く風とゲームにメール、インターネットに夢中になっている。
 生活(科学)の進化によって従来のマナーが崩れる事は残念ですが、何か他人への思いやりも失われていくようで、心配です。
 狭い車内で行き交う携帯からの電磁波も心配です。日本は健康被害よりも大企業の経済優先と思われる節が多く、身体に悪い情報はなかなか伝わってきません。
 便利さ・面白さが優先して周囲に対する配慮の心が失われる中、老人に席を譲る立派な若人も見かけます。こんな光景に出会うと何だかほのぼのとなります。しかし、多くの人は電車がホームに入ってくるなり我先に席を確保しようと駆け込み、席を確保した若い人の多くは携帯の操作を始めるか目を瞑り周囲には無関心。自らもやがて年を重ね、老いてゆくのに。
 私は来年70才を迎えますが今でも私より年上と思われる方には、席を譲り、勿論優先席に該当される方にも。しかし時折席を譲られる事があります。2・3年前までは「大丈夫、どうも有り難うございます」と遠慮(見栄かも)したものですが最近は素直に「有難うございます」と譲っていただく事にしています。「結構です」と遠慮すると譲ろうとしてくれた方の気遣いに対し失礼になりはしないかと心配になってきたのです。
 前を向いても横を向いても携帯、勿論新聞・書籍の持ち方で迷惑になる事もありますが新聞・書籍を手にしている人を目にすると何かホッとするのです。こんな時、自分の行動と重ね合わせてみると自分の非にはっと気づき、恥ずかしくなる事もあります。
 マナー問題には今の政府が大きく影響しています。国民の安心・安全が多く失われても経済優先。こんな状況を見て自分さえよければと思う人も・・・  しかし、政治家を選ぶのは我々国民、国民の意識のバロメーターかもしれません。
 住みやすい社会を形成するには家庭や勤務先での教育も大切ではないかと思います。
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