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会報誌(DDKだより)

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2014年09月発行 第244号 DDKだより


巻頭言:普通の国に成り下がった安倍ジャパン


河原 八洋

先月のブラジルワールドカップは、ドイツの優勝で幕を閉じた。その中にあって、地球の裏側まで行った日本サポーターの行為が、試合以上に大きく伝えられた。
 試合に負けたチームのサポーターは、その腹いせにベンチの1つも壊して帰るのが普通の南米に有って、ごみ袋を持参して掃除して帰ったことが称賛されたのだ。FIFAから賞も頂いた。07年中国杭州で行われた女子サッカーの試合終了後、なでしこの面々が「謝謝、謝謝」と書かれた横断幕を持って、ブーイングが渦巻く中国の観客に感謝を伝えた。ネット上では『日本に負けた』と話題に成った。
 皆さんが記憶に新しい東日本大震災での被災者のとった行動を見て、全世界からたくさんの賞賛を頂いた。サウジのアブドラ国王は『日本にコーランの教えが生きている』と言われタンカー一艘分の原油を送って頂いた。
 このような事でも分る様に、日本人の中に流れているDNAは、2千年にも渡って世界から見れば「普通ではない」特別の価値観と生き方として映っているに違いない。他の国には無い素晴らしい価値観を持った日本が、原爆被爆国として平和を訴えれば世界が耳を貸すはずである。戦後70年、地球のどこかで休む事無く起きている国際紛争に加担せず、世界に類を見ない【戦争放棄の平和憲法】を守り、『過ちは2度と繰り返しません』と、固く誓って守り抜いてきたこの平和を、たかだか一内閣の憲法解釈で変えることは許されない。ましてや司法より『違憲状態』と判断された国会で、自公合わせても44%の得票しか持たない、一内閣ではなおさらである。
 安倍首相は戦争抑止力を口にするが、そんな事が抑止力に繋がった例は1度も無い。かえって敵視政策に成っている事は歴史が示している。
 日本は普通の国には成ってはいけない。一内閣で変更したものは、次の内閣でまた変更して、国民的ロックを掛けるしかない。
 倍返しである。
 今年で69回目の8月15日を迎えて、私は強くそう思った。
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