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会報誌(DDKだより)

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1998年02月発行 第45号 DDKだより


金融相談:相保証はダメといわれたが

Q.  昨年秋、国民公庫へ前回並みの1,500万円を申し込み、 600万円だけ(うち300万円は借換え分)融資を受けました。保証人は私のほかには実兄で、担保も提供しました。今回実兄が公庫の別の支店から500万円の融資を受けるにあたり、恩返しのつもりで保証人に立ったところ、相保証は認められないと、変更を言い渡され、大恥をかいています。
 




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今月の相談員 
  参与  田口 良一  
    国民金融公庫出身 
    祝経営研究所次長 


A. ①相保証は中小企業間では一般的なこと
 もし、相保証がダメだとなったら、中小企業金融は保証協会も含めて、たちまち行き詰まってしまいます。2人間のトレードがダメとなれば、3角トレードも4角トレードもダメとならざるをえません。この公庫の主張は結局のところ、保証人は借主と同じ債務であり、保証人になるとみずからの与信枠がそれだけけずられるという考え方なのです。これでは保証人のなり手は1人も居なくなってしまうでしょう。中小企業の間では、「頼めば頼まれる」関係から脱出できないのです。みんなで借りてみんなで保証し合うしかないのです。仮に、金融機関がちがえば相保証は調べようがありませんから、公庫の主張は公的機関にあるまじき「強者の論理」です。
②担保付き600万円がわざわいのもと
 公庫の本音は、お兄さんには融資できるが、貴社には融資したくなかったのです。だから600万円に担保まで要求したのです。国民公庫には、無担保・無保証人・保証協会なしのマル経貸付1,000万円という制度があります。このことを考え合せると、貴社の将来性はよほど警戒されていると考えなければなりません。
 逆説的になりますが、貴社が1,500万円の申し込みを、600万円に減額査定されたうえに、担保提供まで求められたとき、いわれるままに従ったことが災いの始まりです。
 この汚名をそそぐためには、貴社の好調な収支計画を、資料整理したうえで、2つの支店に勇気をふるって説明し誤解を解くことです。一番手っ取り早いのは、減額査定分の回復を求めて再申し込みをすることです。
 


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