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会報誌(DDKだより)

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2007年07月発行 第158号 DDKだより


年金相談:「宙に浮いた年金記録」 「消えた年金記録」で不安だが?

Q.国会審議や新聞紙上で連日、社会保険庁のずさんな年金記録管理が大きな問題になっています。毎月、高い保険料を支払ってきた身としては腹の立つ思いですが、この事態にどう対処すれば、年金のもらい漏れを防ぐことができるでしょうか?

今月の相談員
社会保険労務士 栗原 淑江

A.社会保険庁は1997年(平成9年)に、国民年金・厚生年金など各制度の被保険者と年金受給者すべてに新たな基礎年金番号を通知し、制度ごとにつけられていた年金番号を共通化(一人一番号に)しました。各制度の加入者が複数もっていた年金手帳番号は、本人に照会のうえ順次基礎年金番号に統合していくことになっていたのですが、昨年6月時点で5千万件以上残っていることが判明したのです。これが「宙に浮いた年金記録」と言われる、納付記録はあるものの持ち主が判明していない年金記録です。一方、「消えた年金記録」は、本人が保険料を納付したにもかかわらず、社会保険庁のオンラインシステムの原簿やマイクロフィルムで保存されている古い被保険者台帳に存在しないもの。本来国に保管されているべき記録の消滅や不備のため、年金がもらえなくなったり、年金額が少なくなるなどの、理不尽なことが起こっています。
与党が泥縄式に提出した「年金時効撤廃特例法案」も問題解決の決定打にはなりそうにありません。職場をいくつか変えたり、転居をくり返した方、年金手帳を複数もっている方、結婚して姓が変わった方、4年制大学を卒業して92年(平成4年)~96年(8年)に就職した会社員の方などは、基礎年金番号制度が導入される前の加入記録が統合されていない場合も少なくありません。
まずは、ご自分(および結婚されていれば配偶者とも)の職歴(いつ頃、どこの、何という会社)や居住地、旧姓を詳しくメモし、年金手帳を持参して、社会保険事務所で年金加入歴を照会してみることをおすすめします。
加入記録の照会は社会保険庁のホームページ(http://www.sia.go.jp/)からも申し込めます。あらかじめID・パスワードの発行を受ければ、それを利用して自分の年金加入記録にいつでもアクセスし、必要な情報を入手することができるようになりました(ただし現在混みあっていて、発行までに2週間以上かかっているようです)。
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