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会報誌(DDKだより)

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2002年01月発行 第104号 DDKだより


年金相談:老齢基礎年金の繰下げは得なのか?

Q.  私は会社の代表取締役で、現在年金の支給は停止されています。この2月で65歳になります(S13生)が、年金を繰下げて受けると有利だと聞きました。どんなものでしょうか。 




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今月の相談員 
社会保険労務士 栗原 淑江  


A.  「老齢基礎年金」の支給開始年齢は満65歳ですが、希望すれば、60歳から65歳前までの「繰上げ支給」または65歳以降の「繰下げ支給」を請求することができます。その人の生年月日と繰上げ・繰下げの時期によって、年金額が減額または増額されることになります。
 あなたのような昭和16年4月2日以前に生まれた方が繰下げ支給の申出をすると、年金はそのときの年齢に応じて次の表の割合で増額されます。


 年齢 増額率 
 66歳 12%
 67  26
 68  43
 69  64
 70  88


 これによって、仮に70歳になってから繰下げ支給を申出た場合には、最大の88%増額された年金が生涯受給できることになります。
 しかしながら、本来の年金額に比べてこれがお得かどうかについては、何とも言えません。なぜなら、生涯にわたって受けられる年金額は、あなたの寿命によって決まるわけですから。
 ちなみに、あなたのような昭和12年4月2日以降生まれの人には、かつては基礎年金といっしょに繰下げができた老齢厚生年金の繰下げ受給制度が廃止されました。65歳以上で在職すると(厚生年金の被保険者である場合)60歳台後半の在職老齢年金のしくみが適用され、老齢厚生年金(報酬比例部分)は標準報酬月額(給与)との合計額によって調整されますが、老齢基礎年金については給与の額にかかわらず全額支給されることになっています。
 以上勘案すれば、老齢基礎年金の繰下げ受給は、健康に自信があって、かつ当面の暮らしに余裕のある方にのみおすすめ、ということになるでしょうか。



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