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会報誌(DDKだより)

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2002年06月発行 第97号 DDKだより


金融・経営相談:ISO認証取得のメリットとその手順(前)

Q.  新しい顧客を開拓するための営業活動を進めていますが、訪問先からISOの認定登録をしているかどうか問われます。ISOの情況、取り組む場合の手順や要点についてお聞かせ下さい。 




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今月の相談員 
(有)ケーエス・ブレーン代表取締役
 中小企業診断士 葛西 武志  


A.  お問い合わせのISOは、「ISO9000品質マネジメントシステム」と「14000環境管理システム」のことですが、いずれも国際標準化機構の規格として広く認識され急速に普及しているものです。わが国では、2002年1月末現在ISO9000は約2万8千事業所、ISO14000は約8千4百事業所が認証登録を行っています。
 認証取得のメリットとして、とくに中小企業の場合、「企業イメージの向上・ステータスの獲得が大きく、結果として営業活動にプラスになった」、「社内に対しては責任・権限が明確になり従業員の意識が変わった」、「システムの運用に伴い、市場クレームや社内品質トラブルが低減し、原価が低減した」ことなどが種々の調査結果の上位を占めています。
 取得の手順としては、(1)経営者は認証取得を決意したら、まず規格の概要を勉強することです。詳しい人に教わるか、参考図書を読む、外部の講習会へ参加するなど自分自身が理解することです。(2)その上で自社にとっては、認証取得により、どのような経営課題を改善するのかその目的は、なにを期待するのかを明確にします。(3)その決意を幹部に伝え、コンセンサスを得て全社に宣言をします。(4)取組みをスタ-トする場合は推進活動の中心となる責任者とプロジェクトメンバ-の人選をします。(5)認証登録までのマスタ-プランを立てます。マスタ-プランには、各メンバ-の役割と責任、内部審査員の教育、審査機関の選定と審査申し込み、仕事の流れの調査・分析、仕事の改善、マニュアルの作成、予備審査、本審査などの時期、期間を明確にします。通常は12ヶ月くらいを目途に準備を進めます。
 準備作業は当事者にとって、本来業務のほかに準備作業の負担を強いられるため、さまざまな挫折や摩擦が生じます。このため経営者は途中の経過を注意深く見守り、つねに熱意をもって舵取りをすることが成功の秘訣です。
 ISO9000、14000両規格の相違や取得費用については次号で。


 



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